(5) シンガポールの "MRT" ・ "LRT" ・ "セントーサ島モノレール"
(平成19年(2007年)9月28日)
今回の旅行では、シンガポールで、「MRT」(Mass Rapid Transit)、「LRT」(Light Rapid Transit)に乗り、セントーサ
島のモノレールを見ることが出来ました。
「MRT」は、地下鉄です。右の路線図を参照してください。
「LRT」は、地下鉄郊外の、拠点駅に乗客を運ぶ「新交通システム」です。
「LRT」は、現在、「MRT」の3駅を拠点に、建設、運行されておりますが、幸いにも、
今回、観光の合間を縫って、現地駐在の、S氏の後輩のI氏が、「MRT」北東線の
「Sengkang」駅の「LRT」Sengkang線を案内して下さいました。
シンガポールの「LRT」は、郊外の集中輸送の最新鋭で、車両は、三菱重工製の
「MRT」路線図(SGホームページより)
「Crystal Mover」。私にとっては、観光もさることながら、最高のプレゼントになりまし
(上図をクリックすると拡大して見られます)
た。 以下で報告いたします。

[ MRT ]
観光スケジュールの中に、地下鉄の体験乗車を入れてくれてありました。
乗車したのは、東西線「Redhill」駅から「Outram Park」駅です。
「Redhill」駅駅名表示
カード返却機(Redhill駅)
改札口(Redhill駅)
改札口(Redhill駅)
地下鉄乗車券(ICカード式)(表面)
地下鉄乗車券(ICカード式)(裏面)
乗車券は、ICカードの預託式になっており、下車駅で返却機に入れると、半額が返済される。
「Redhill」駅プラットホーム
「Outram Park」駅にてカード返却中
「Outram Park」駅コンコース

[ LRT ]
「Sengkang」線路線図
今回は、まず西線の「Renjong」駅から「Sengkang」駅まで乗車し、「Sengkang」駅の構内を見学した後、東線の
「Ranggung」駅まで、一駅乗車し、そのあと、「Ranggung」駅から折り返し、西線を左回りに回って、「Renjong」駅で
下車して帰ってきました。乗車券は、MRTと同じ方式で、共通です。
「Renjong」駅駅名板
「Renjong」駅地上のバリアフリーエレベーター
「Renjong」駅から「Sengkang」方面
「Renjong」駅から「Tongkang」方面
                 クリスタルムーバーNo.21      (「Renjong」駅にて)
連結器
車内
液晶画面
液晶画面
「クリスタルムーバー」は、1両の無人自動運転で、朝夕は2〜3分間隔、昼間は5〜6分間隔で運転されていると
いうことであったが、日本のような時間表は、駅に見当たらなかった。
車両の四隅には、液晶テレビが備え付けられていて、自分が見たときは、広告であったが、必要に応じて、い
ろいろなインフォメーションが流されるものと思われる。また、上の車内の写真を見て頂いたら分かるように、住宅
マンションの側を通過する時は、自動的に、窓がブラインド状態になるような設備が備わっている。
原則1両運転であるが、連結器を備えているので、実際に、連結運転がされているか、将来に想定されていると
おもわれる。車両基地は、「Sengkang」線の「Tongkang」駅にあり、車両は、MRTの「Punggol」を拠点とするLRT「Pu
nggol」線と共用で、「Punggol」線で運行する車両は、「Sengkang」-「Punggol」間に建設されている非営業の専用線で
出入庫しているとのことである。
車両基地(Tongkang)
車両基地(Tongkang)
[ 「Sengkang」駅 ]
        「Sengkang」駅   (Platform2)
駅名板
構内のサービスセンター
自動改札口
空間が広い「Sengkang」駅構内
[ LRT「Sengkang」線 沿線風景 ]
「Sengkang」→「Ranggung」(左方:西線へ、直進:東線へ)
「Ranggung」駅
「Ranggung」駅駅名板
「Sengkang」の複雑な立体交差
未開発の「Sengkang」-「Thanggam」間(西線左回り)
「Thanggam」駅
「Thanggam」駅駅名板
「Fernvale」駅  (島式ホームが多い中の珍しい相対式ホーム)
「Fernvale」駅駅名板
「クリスタルムーバー」のすれ違い(「Ranggunng」駅)

[ セントーサ島 モノレール]
  「Sentosa Express」(モノレール)ルート図   (セントーサホームページより)
セントーサにて
シンガポール「Mount Faber Park」より
シンガポール「Mount Faber Park」より