東海道本線に、ビジネス特急として颯爽とデビューした「こだま」です。
ビジネス特急「こだま」が登場したのは、1958年11月1日で、この年も恒例の時刻改正は10月1日に行われましたが、
新製車両の落成の都合で「こだま」のスタートは、1ヶ月遅れとなりました。
東京ー大阪が日帰りで往復できるというのがうたい文句で、東京ー大阪、東京ー神戸に各1往復新設されました。
101T: 東京発 7:00 → 大阪着 13:50
102T: 大阪発 16:00 → 東京着 22:50
103T: 東京発 16:00 → 神戸着 23:20
104T: 神戸発 6:30 → 東京着 13:50
20系車両として、クハ26、モハ20、サロ25、モハシ21が各6両づつ、8両編成3編成が新製され、運用されました。
大阪駅で展示された20系「こだま」  (S33-9)
クハ26004
    クハ26004   
クハ26003 クハ26003正面
クハ26003
クハ26003正面
20系時代の「こだま」
大阪に到着の101T (S35-3)
大阪に到着の「101T」                 (S35-3)
大阪駅に到着した101T (S35-3)
大阪駅に到着した「101T」                (S35-3)
改造され151系となった「こだま」
20系は、昭和35年6月1日から電車化される「つばめ」「はと」と共通運用出来るようマイナー改造され、151系に統一
されました。
大阪駅に到着の101T (S35-5-13)
大阪駅に到着の「101T」           (S35-5-13)