(4-1) マレー鉄道 (タンピン→ジョホールバル)
(平成19年(2007年)9月26日)
路線図
(この図をクリックすると拡大して見られます)
Time Table
待望の、マレー鉄道に乗車です。乗車する列車は、「XSP 5」(Express Sinaran Pagi)で、
タンピン発10:29、ジョホールバル着14:32です。運行時刻表は、左図です。
乗車券(2等指定席券・K2号車・13A席)
我々の観光バスは、余裕をもって、10時頃、タンピン駅に到着しました。
駅に着いて、まず目を見張ったのが、改札口が無く、広場とホームがつうつうだということで
した。我々は、乗車券がありましたが、一般乗客は、どうするのかと探してみましたら、小さな
窓口が一箇所あり、係員が暇そうにしておりました。
タンピン駅
タンピン駅
タンピン駅
タンピン駅
[ 駅構内の駅名表示 ]
列車到着まで、暫く時間がありましたので、構内風景を、ゆっくり写真に収めることが出来ました。
         タンピン駅構内 (クアラルンプール方)
         タンピン駅構内 (シンガポール方)
タンピン駅時刻表
この時刻表を見ていて面白いことに気がつきました。(画像の字が読めなくて、申し訳ありません。)
上段は、基本的に「SINGAPURA」行なのですが、05:08の1本だけ「K.LUMPUR」行で、これは、Tumpat→Gemas
→Kuala Lumpur 行の列車で、方向は逆です。
又、下段は、基本的に「K.LUMPUR」行なのですが、22:43の1本だけ「TUMPAT」行で、これは、Kuala Lumpur→
Gemas→Tumpat 行の列車で、これも、方向が逆です。
推測しますと、「SENTRAL KL」→「SINGAPORE」の列車番号が奇数なので、日本でいう「下り」、「TUMPAT」→
「SENTRAL KL」の列車番号も奇数なので「下り」、ということで、方向は逆でも、同じ「下り」のテーブルに記載してあ
るのでしょう。面白いですね。
(参考) (2)ページの「(新)KLセントラル駅」に到着の列車は、この上段の、タンピン発05:08の列車(「XW17」)です。
案内板
上左の「Surau」(Prayer Room)は、イスラム教徒がお祈りする部屋です。お国柄が現れております。
「Surau」(Prayer Room)
跨線橋
跨線橋通路(床、壁とも鉄板製)
駅舎の壁画
プラットホームの猫
昔の面影を残す、サブホームの立派な上屋

ほぼ定刻に、クアラルンプール方から列車がやってきました。
入駅してくる「XSP 5」
牽引機:ディーゼル機「No.24122」
運行区間標
車両製造標(HYUNDAI・1992)  (乗降ステップに表示)
手荷物の積込み
手荷物の積込み(後部)
車両標()
座席番号
降車客は、殆ど無かったですが、我々16人を含め、もう1団体と一般客を併せて、約50人が乗車しました。
荷物の積込みなどで、約5分停車後、列車は静かに発車しました。
暫くすると、乗務員の検札があり、チケットにパンチを入れてゆきました。チケットの白い孔がそうです。
一段落したところで、私は、早速、列車の編成確認に出かけました。
まず、最後部で、景色を見ることが出来ることを期待していたのですが、後尾に電源車が連結されていて不可能
で、ちょっぴり残念でした。 この日の「XSP5」の列車編成は、次の通りでした。
(機関車)
(K4)
(K3)
(K2)
(K1)
(食堂車)
(J2)
(J1)
(電源車)
24122
+
ASC2144
+
ASC2160
+
ASC2157
+
ASC2166
+
ABC4006
+
AFC1412
+
AFC1415
+
PGC206 06
マレー鉄道の客車記号    A:冷房車  B:食堂車  C:客車  F:1等車  S:2等車  T:3等車
1等車「AFC1415」車内
2等車「ASC2157」車内
食堂車(テーブル)
食堂車(売店)