(4-2) マレー鉄道 (タンピン→ジョホールバル) (沿線風景)
タンピン→ジョホールバル、4時間も、私にとっては昔懐かしい客車列車の旅で、駅に近づいてスピードが落ちて
くると、デッキに出て身を乗り出してみたり、停車すると、ホームに下りて、駅や客の乗降、駅員の動きなどを観察
するなどして、全く退屈しません。
ジョホールバルまでの、沿線風景を、ご紹介しましょう。
[ Gemas 駅 ]
Gemas駅
「Gemas」駅は、東線と西線が合流する、マレー鉄道の中での主要駅です。
本屋のある1番線では、線路の枕木を交換していて、作業員が手を休め、我々の列車を見ていました。線路に
作業中の赤旗を立て、その先には、作業車が止まっています。
嬉しいことに、構内に、蒸気機関車が1台保存されていました。
「Gemas」駅保存機関車「No.564.33」
「Gemas」駅保存機関車「No.564.33」
構内風景
構内風景
[ Segamat 駅 ]
Segamat駅
Segamat駅
駅員の出発合図
この、Segamat駅(11:51発)を出ると、次のLabis駅まで25分止まりません。この時間を利用して、昼食を摂りまし
た。食堂車が、調理出来る車両ではないということで、現地の旅行会社が弁当を積み込んでくれていましたので、
数人が、それを食堂車に持ち込んで、食堂車気分を味わいました。アルコールが無かったのが残念でした。
昼食弁当
隣席のスイス人家族と歓談する友人たち
[ Labis 駅 ]
Labis駅には、対向列車が止まっていました。時刻表上では、この駅で列車の行き違いがありませんので、遅れ
ている、SINGAPORE発、SENTRAL KL行の「ER2」と思われました。
機関車「No.6723」
対向列車
対向列車
対向列車後部
Labis駅構内の保線作業車
[ Kluang 駅 ]
駅名板
Kluang駅
構内
立派な駅名標
駅員の出発合図
[ Kulai 駅 ]
Kulai駅入駅
駅名板
Kulai駅
Kulai駅
構内に放置されている古いホッパー車
[ Kulai→Kempas Baru 間 ]
森林の中を行く「XSP 5」
森林の中を行く「XSP 5」
[ Kempas Baru 駅 ]
いよいよ、「Johor Bahru」一つ手前の「Kempas Baru」です。時刻表では、この駅で、「ESP 6」と対向予定です。
デッキから乗り出して見ておりますと、おります、おります。嬉しいことに、2本。左に、貨物列車、右に、「ESP 6」
で、おまけに、機関車も異なります。わくわくでした。
上り貨物列車 機関車「No.26101」
上り「ESP 6」 機関車「No.6685」
駅名板
Kempas Baru駅
「ESP 6」後尾
貨物列車後尾
[ Johor Bahru 駅 ]
4時間の旅を終えて、「Johor Bahru」に到着です。ほぼ、定刻です。
幹事に断って、前から後ろまで、大急ぎで車両撮影です。ここで、やっと電源車を見ることができました。
写真を撮り終わって、ホームから外に出ると (ここも、改札口はありません)、K氏が、車両は皆韓国の「HYUN
NDAI」製だったね、と教えてくれます。私は、製造標に全く気がつかなかったので、何処にあったか尋ねると、デッ
キのステップに張ってあったと教えてくれましたので、慌ててホームに戻り、写真に収めたのが、前のページの「製
造標」です。このような皆さんの協力、本当に嬉しく、厚く感謝いたします。
駅名板
Johor Bahru駅の「XSP 5」
構内
構内
電源車「PGC 206」
電源車車番
Johor Bahru駅 シンガポール方